旅先で急に安全ピンが必要になった経験はありませんか?
私はウエストポーチのベルトが本体部分と半分外れかけていることを旅先で発見しました。本体とベルトが外れかけているところに安全ピンを付けて繋ぐことで応急処置をすることを思いつきました。この発想が出たときに頭に浮かんだ疑問が
・安全ピンはそもそもどこに売っているのか
・帰りの飛行機で安全ピンの機内持ち込み可能なのか
・使用していない未使用の安全ピンは他に便利な使い方はあるのだろうか
ということでした。今回はそんな疑問について回答をしていきます。
安全ピンの販売場所
いざ旅先で安全ピンを買おうと思ったとき、どこに売っているだろうという疑問が出てきたので、まずは販売施設を紹介します。
・手芸屋
・ホームセンター
・100円ショップ
・コンビニ
確実に店舗においてある順番に並べています。
手芸屋やホームセンターは必ず置いているようです。
しかし、旅先では必要になったときすぐ近くに手芸屋やホームセンターがないことも。
そんなときは100円ショップやコンビニにあたってみるのも良いと思います。
店舗によっては安全ピンを販売していない店舗もありますが、旅先(特に都会)では身近でアクセスしやすい施設ですので、近くにあれば、試しに足を運んで見ることをお勧めします。
飛行機は安全ピンの機内持ち込みが可能か?
飛行機の機内物持ち込み制限
飛行機は危険なものの持ち込みが厳しく制限されています。
危険物の例としては、以下のものが挙げられます。
・爆発発火の恐れのあるもの
・燃えやすいもの
・有毒物質
・凶器になりえるもの などなど
には、凶器類として、「先の尖ったもの」が挙げられています。安全ピンはこのルールで行くと先が尖っているからやはり持ち込み不可なのでは?という疑問が湧いてきました。
安全ピンは飛行機の機内持ち込み可能
安全ピンは手荷物として機内持ち込みが可能かどうか。結論としては、機内持ち込み可能な物になります。
この判断としては、凶器となり得る大きさや形状をしているものかどうかが争点のようです。その視点で考えたとき、安全ピンは凶器という取り扱いにはしないということになったのだと思います。
国土交通省掲載の「機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例」の「⑮先端が著しく尖っている物」に「安全ピン」が記載されています。持ち込み・お預け共に可能とのことだったので、飛行機を利用する際に安全ピンのことは特に気にせずに登場してもよいことがわかりました。
また、「機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例」の中に「釘」がありましたが、長さ6cm以下のものは持ち込み可能とのことでした。この事例を基準にした場合、確かに安全ピンは問題なさそうなことがわかります。
旅行先における安全ピンの活用方法
旅先で突如必要になって安全ピンを買った場合、だいたい1回の購入で10個以上の安全ピンが手に入ると思います。安全ピンは応急処置的な利用が多くなると思いますが、当初の目的以外に安全ピンを使用できる場合があれば、もったいないので積極的に使っていきましょう。
バッグの取っ手などが一部取れてしまったときの応急処置
バッグの取っ手が旅先で壊れてしまうと、見た目だけでなく、旅先での荷物の運搬にも影響が発生します。わたしはバッグではないのですが、ウエストポーチの本体とベルトのつなぎ目が半分程度取れかかっている状態を3泊4日の旅の初日で気づいてしまいました。このままではウエストポーチを手で常に持たないといけない状況になりかねないと思い、繋がっているところに負担がかかりすぎないように、外れているところを安全ピンでつなぎ留めました。その甲斐あってか、ウエストポーチはその後壊れることなく、利用することができました。
スカートやズボンのすそのほつれの応急処置
ズボンはスカートの裾がほつれ、見栄えが格段に悪くなったり、裾を引きずったりした経験はないでしょうか。そのような時に安全ピンでとめることにより、応急処置を施すことができます。自宅に戻れば次に使用するまでに修繕を行った方がよいですが、旅先での応急処置としては十二分に力を発揮してくれます。
ボタンが取れたときの応急処置
洋服のボタンが取れたときの応急処置としても使用できます。取れたボタンが足つきタイプの、糸を通すところが出っ張っているタイプのボタンの場合はとても簡単で、この穴に安全ピンを通すことで応急処置を施すことができます。また、二つ穴ボタンや四つ穴ボタンの場合でも、ボタンが外れたときはボタン側に糸が集合して残っている状態だと思いますので、その隙間を利用することで急場をしのぐことはできるかと思います。
ネクタイピンを忘れたときの応急処置
ビジネスマンの場合、ネクタイピンをしていないとネクタイが自由な挙動をしてどうしようもないという場面が出てくると思います。そのようなときは裏側から安全ピンを利用することで、ネクタイの動きを制限させることができます。
固く縛ったヒモやゴムをほどく道具として
旅先で荷物をまとめて思いっきり縛って収納したはいいものの、いざ宿について開こうとしても、思いっきり縛ったことがあだになって、ほどけずにどうしようとなることがあると思います。そのような時に安全ピンは縛った部分をほどく素晴らしい役割を果たしてくれます。針を結び目付近の適当なところに2本針を刺し、金具で止めて両者を引っ張ることで、今までほどくことができなかったものをほどくことができる率が格段に上がります。
まとめ
安全ピンの販売場所・飛行機の機内持ち込みについて・旅行先での安全ピンの利用法について紹介しました。
・急に必要になったときにコンビニなどで気軽に購入可能
安全ピンは必要な時に買える店舗が多く、飛行機に持ち込みは特に気にしないでよいものでした。また、応急処置として様々なことに対応できるため、バッグの普段使わない小さなポケットなどに安全ピンを入れておくと、いざというときに大きな助けになってくれると感じました。