子供用Suicaは小学生の移動の強い味方!
お子様が小学生になったときに都心部の方は子供用Suicaの導入を検討されると思います。
でも、実際に子供用Suicaは普通のSuicaと何が違うんだろう?と思う方も多いのではないのでしょうか。
「子供用Suicaって何歳から何歳まで利用できるの?」
「子供用Suicaは大人用との違いや特徴はどのようになっているの?」
という疑問をお持ちの方へ、子供用Suicaの詳細や使い方、便利なアイテムをご紹介します。
・限定デザインの記念Suicaを子供用Suicaにできる?
・子供用Suicaを紛失したときの再発行方法
・Suica利用時に利用エリア外に出てしまったときの対処法
・Suicaカード一時販売中止の理由・期間・代替案など
子供用Suicaは何歳から何歳まで利用できる?
子供用Suicaを利用できる年齢は、
- 6歳~12歳未満(小学生まで)
とされています。
6歳でも小学校入学前は幼児になりますので、小学校入学後からになります。
簡単に言うと、子供用Suicaは「子供が小学生の時」に使えるSuicaということになります。
なぜ小学生の間しか使えないかというと、中学生になると運賃が大人運賃に変わるためです。
小学校卒業の年度末まで( 満12歳に達する日(誕生日前日)]以後の3月31日)の期限を過ぎると、子供用Suicaは使用できなくなります。
子供用Suicaは中学生になるときに大人用Suicaへ切り替えることで引き続き使用可能です。
子供用Suicaがの特徴は?
子供用Suicaならではの特徴を紹介していきます。
子供用Suicaは小児料金が自動で適用される
子供用Suicaは子供専用のSuicaになります。
公共交通機関では、小学生は小児運賃になるため、子供用Suicaを使用することで、小児料金が自動で計算されます。
子供用Suicaは改札で「ピヨピヨ」と音がする
子供用Suicaは小児料金が自動で適用されるため、改札を通るときに「ピッ」ではなく、「ピヨピヨ」と音がします。
これは子供用Suicaを利用したことがわかるようにするためです。
大人が利用すると駅員さんにばれてしまいますので、自分のを無くしちゃったからちょっとだけお子さんのSuicaを拝借してしまうと大変なことになるのでご注意ください。
子供用Suicaは必ず記名式
Suicaには記名式と無記名式があり、大人は無記名式のSuicaを利用できますが、子供は小児料金を適用するために、必ず記名式になります。
記名式の登録をするときに、氏名のほかには生年月日も登録するので
子供用Suicaに期限が設定できるのはこのためです。
小学校卒業[ 満12歳に達する日(誕生日前日)]以後の3月31日を過ぎると大人用に切り替える必要があります。
電子マネーとしての店舗での利用は大人と同様に可能
子供用Suicaと記名用の通常(大人用)のSuicaの違いは
- 小児料金が適用されること
- 小学校卒業後の3/31までしか使えないこと
を除けばその他は一緒になります。
その為、コンビニや自動販売機などでの電子決済として使用可能です。
そのため、Suicaをチャージしてお子様に持たせると思いますが、利用についてはあらかじめしっかりとルールを決めるようにしましょう。
緊急時(真夏に水分が足りない、交通機関が動かなくなって食料を買わないといけないなど)には必要に応じてチャージを使うといったことも話し合えるといいですね。
子供用Suicaのチャージ方法
子供用Suicaのチャージ方法についてご紹介します。
子供用Suicaは駅の自動券売機でチャージ可能
子供用Suicaは駅の券売機でチャージすることができます。
チャージできる券売機は以下のものがあります。
- 自動券売機
- 多機能券売機
- のりこし精算機
子供用Suicaはコンビニでチャージ可能
全国のコンビニのレジなどで申し出ることでチャージをすることができます。
チャージは1000円単位で可能です。
他にもスーパーなどでチャージをすることも可能です。
チャージが可能な対象店舗はこちらからご確認ください。
子供用SuicaはJR駅のATMを利用してチャージ可能
JRの駅にあるATMを利用してチャージすることができます。
ビューカードATM:ビューカードのクレジット決済で子供用Suicaにチャージ可能
セブン銀行ATM:現金で子供用Suicaにチャージ可能
子供用Suicaはオートチャージを利用できない
子供用Suicaはオートチャージをすることができません。
子供用Suicaにオートチャージをしようとする場合、親のクレジットカードをひもづけることを想定していると思います。
その場合、記名式の子供用Suicaの名義と、クレジットカードの名義が異なることになります。
オートチャージを利用するには、Suicaとクレジットカードの名義が一致する必要があるため、子供用Suicaはオートチャージをすることができません。
子供用Suicaは通常のSuicaが販売中止でも購入可能
通常(大人用)のカード式Suicaは、2023年8月に一時的に販売中止となりました。
販売停止になった原因は半導体が少ないことなどが理由だそうで、確実な販売再開時期は2023年8月時点で決まっていません。
そのような状態でも子供用Suicaは購入可能と公式からアナウンスがされています。
子供用Suicaは引き続き購入可能な理由として、大人用のSuicaはモバイルSuicaなどで代替可能ですが、子供用SuicaはモバイルSuicaに小児料金の機能がないため代替できないなどといったものがあると思います。
子供用Suicaを無くさないためのアイテム
子供用Suicaをお子様に持たせると、紛失しないかどうか心配ですよね。
そんな時に紛失しないための便利なアイテムをご紹介します。
ICカードを利用するときの必須アイテムパスケース。
ランドセルやリュックにつけるタイプで、使用するときに伸びて使用が終わると元の位置に戻るものがお子様にはお勧めです。
その中でもお勧めのパスケースをご紹介しますので是非ご確認ください。
【STEC】パスケース 定期入れ IDカード 伸縮リール付き SUICA (黒sno)
子供用Suicaは何歳から何歳まで利用できる?特徴や大人用との違いを紹介のまとめ
子供用Suicaに関するまとめは以下の通りです。
- 子供用Suicaは小学生の時にだけ使うことができるSuica
- 小児料金対応やオートチャージが利用できない以外は通常のSuicaと同様の利用方法
- 買い物もできるため事前にルールを決めておくことが必要
- 通常のSuicaが一時販売停止でも購入可能
- パスケースで紛失しないための対策を
公共交通機関を頻繁に利用するエリアにお住まいで小学生のお子さんがいらっしゃる方は、上記の情報を確認して子供用Suicaをぜひ導入してみてください!