青春18きっぷは、JRの普通・快速列車が乗り放題という魅力的な切符で、交通費を抑えた旅行を考えている方には絶好の選択肢です。
特に、長距離の移動を伴う旅行では、そのコストパフォーマンスの高さが際立ちます。
現代の宿泊費も含めた旅費が高騰している状況下では、この魅力にとりつかれ、青春18きっぷの旅にチャレンジする価値があると思う方も多いのではないでしょうか。
私も青春18きっぷのコストパフォーマンスや、非日常感あふれる旅行の魅力に取りつかれたひとりです。
お盆期間にまとまった休みが取れたため、時間とお金をトレードする気持ちで、青春18きっぷで九州・関西間を移動日に各丸一日かけて、往復(佐賀→京都・関西周遊・新大阪→佐賀)を行いました。
往復を新幹線移動と比較すると、約3万円も負担を減らすことができ、その分を現地での観光や食事・宿泊費等に当てることができました。
しかしながら、普通電車での長時間移動や宿泊を伴う旅行となると、初めて経験する方は「持ち物は何を持っていくべきか」「どのアイテムが本当に役立つのか」といった持ち物の選定に悩む方も多いと思います。
そこで、2024年の夏に青春18きっぷを使って九州と関西を往復した私自身の経験をもとに、実際に使用して便利だった持ち物と、その便利さの理由を「長距離移動をするときの便利グッズ10選」として詳しくご紹介します。
どの持ち物も実際に役立ち、旅をより快適に、楽しいものにしてくれましたので、ぜひすべての項目をチェックしてみてください。
また、お目当ての持ち物がある場合は、目次のリンクから直接該当の項目へ移動することもできます。
- 青春18きっぷ旅行便利グッズ:1.リュック
- 青春18きっぷ旅行便利グッズ:2.ウエストポーチ
- 青春18きっぷ旅行便利グッズ:3. コンビニ袋
- 青春18きっぷ旅行便利グッズ:4. 圧縮袋(手動で使えるもの)
- 青春18きっぷ旅行便利グッズ:5. カラビナ付きペットボトルホルダー
- 青春18きっぷ旅行便利グッズ:6. モバイルバッテリー
- 青春18きっぷ旅行便利グッズ:7. 折りたたみ傘
- 青春18きっぷ旅行便利グッズ:8. ハンディ扇風機
- 青春18きっぷ旅行便利グッズ:9. Bluetooth無線イヤホン
- 青春18きっぷ旅行便利グッズ:10. 電子書籍リーダー
- 青春18きっぷで長距離移動をするときの便利グッズ10選のまとめ
青春18きっぷ旅行便利グッズ:1.リュック
私が青春18きっぷの長距離旅のメインの運搬具にしたものはリュックでした。
スーツケースも考えましたが、青春18きっぷを使った長距離移動では、乗り換え時に階段の上り下りが頻繁にあり、スーツケースだと移動が大変と考えたからです。
また、電車ではどちらにしても網棚に置くことを想定していますが、網棚に置けない場合はリュックのほうが取り扱いが楽だと考えて、リュックの方が気軽に移動できると判断しました。
今回使用したリュックがとても便利だったので、便利ポイントを紹介します。
1.ドリンクホルダーが左右に1つずつ、計2つある
青春18きっぷの旅では、水分補給のためにペットボトル飲料は必需品です。
後ほどカラビナ付きペットボトルホルダーも便利なので紹介しますが、街中の散策時などは歩行の際には不便なので、リュックのドリンクホルダーに入れています。
また、2つともペットボトル用に利用するのではなく、片方には折り畳み傘を入れることで旅行時の突然の雨にも対応できます。
2.メインの収納スペースに背面と前面の両方からアクセス可能
一般的なリュックでは、40Lのメイン収納部分には背面からのファスナーでアクセスしますが、このリュックでは前面からもアクセスが可能です。
下には宿でしか使わない着替えを入れ、上には街中散策でたまに使うもの(例:汗拭きシートなど)を入れておくことで、前面から簡単に取り出せます。
3.背面にPCや書類を収納できる
背面にはPCを収納できるスペースがあり、これがとても便利です。
私はPCを収納しましたが、PCと一緒にA4サイズの書類もすっぽり入ります。
クリアファイルに入れておけば、旅先で手に入れたパンフレットやチラシも綺麗に保管できるので便利です。
今回紹介したリュック以外でも、この便利ポイントは青春18きっぷの旅に役立つと思いますので、ぜひ参考にしてご自身に合ったリュックを探してみてください。
青春18きっぷ旅行便利グッズ:2.ウエストポーチ
今回の青春18きっぷ旅行では、メインの運搬具としてリュックを使用しましたが、貴重品や電車内で使う手回り品についてはウエストポーチを活用しました。
ウエストポーチは、ベルトを最大限に伸ばしてボディバッグとしても使用可能です。
今回の旅でも、実際にボディバッグと同様な使い方もしてみました。
リュックをホテルやロッカーに預けた際には、ボディバッグとしての使い方も便利だと感じましたが、リュックと併用する場合には、
- 片方の肩に大きな負担がかかる
- 併用時の肩にかける順番によって、荷物を取り出す際に動作が制限される
などの理由から、手回り品についてはボディバッグよりもウエストポーチの方が使いやすいと感じました。
また、ウエストポーチはベルトを伸ばせばボディバッグとして使える互換性があるのに対し、ボディバッグは構造上、ウエストポーチとして使いにくい商品も多いです。
そのため、2WAYで使えるウエストポーチの方が便利でおすすめです。
私が実際に利用したウエストポーチがこちらです。
非常に便利でしたので、ぜひご参考にしてください。
このウエストポーチで青春18きっぷ旅行時に特に便利だと感じた点をいくつか紹介します。
1. ファスナーの位置を調整することでメインポケットが拡張できる
このウエストポーチの大きな利点は、メインポケットを大容量に拡張することができるということです。
荷物が少ないときは薄くコンパクトに、旅先で手に入れた小物などが増えたときには拡張して使うことができ、非常に便利です。
2.ボディバッグとしても利用可能
ベルトが長く、最大限まで伸ばすとボディバッグとしても十分に使用できます。
リュックを使用しないタイミングでは、腰への負担を軽減するためにボディバッグとして利用することもできます。
3.モバイルバッテリーを中央のポケットに入れることができる
モバイルバッテリーを独立したポケットに収納することで、メインポケットにケーブルが入らないため、メインポケットの中がシンプルになり、ポケット内の整理や取り出しをしやすくなりました。
4.Dリングにカラビナ機構がついたものをかけることができる
私はカラビナ機構がついているもの(ペットボトルホルダー・ハンディ扇風機)をもっていきました。今回ハンディ扇風機は収納時はウエストポーチ内に入れましたが、ペットボトルホルダーはズボンのベルトループよりもウエストポーチにかけるほうが多かったです。
以上が、私が利用してみて特に便利だと感じた点です。
また、実際にウエストポーチの中に入れていたものを紹介します。
どのようなものを手回り品としてリュックではなくウエストポーチに入れておけばよいかの参考にしてみてください。
メインポケット(拡張可能)
- 財布
- キーケース
- ハンディ扇風機
- iPhone
- Bluetoothイヤホン
真ん中のポケット
- モバイルバッテリー
薄いポケット
- コンビニ袋(折りたたんだもの)
- 各種チケットなど
- ミンティアなど
青春18きっぷ旅行便利グッズ:3. コンビニ袋
コンビニ袋は一見地味に見え、「ここで紹介するほどなのか?」と思う方もいらっしゃると思いますが、旅行中には非常に役立つ便利な持ち物だったので紹介します。
青春18きっぷの旅では、私はこのようにビニール袋を活用しました。
- 旅先で手に入れたものを入れる袋として利用
- 着替えた後の使用済み衣類を区別して入れる袋として利用
- 折り畳み傘の簡易傘カバーとして利用
- 旅行中に出るゴミ(パンの袋など)を入れるゴミ袋として利用
移動中はコンビニを利用することも多く、現地で手に入れる機会多いと思います。
普段ならすぐに捨ててしまいそうですが、青春18きっぷの旅では上記のような形で活用できるので、袋があまったら捨てずに手元に持っておくようにしましょう。
私はコンビニでもらうだけでなく、自宅で事前に3個ほどコンパクトに折りたたんで、ウエストポーチに忍ばせておきました。
配布物を一気にもらって「あとでリュックに入れれるけど、今リュックを下ろして整理するには場所が悪いし一時的にでもちょっと袋が欲しいな」と思ったときにもすぐに取り出すことができかなり便利でした。
青春18きっぷ旅行便利グッズ:4. 圧縮袋(手動で使えるもの)
青春18きっぷを使った旅行では、できるだけ身軽に行動したいものですが、どうしてもかさばるのが衣類です。
着替えをそのままリュックに詰めると、時間が経つにつれて形が崩れたり、荷物が膨らんで取り出しづらくなったりすることが多いです。
リュック内がごちゃごちゃしてしまい、整理が難しくなってイライラした経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんな時に役立つのが、ポンプを使わずに手軽に使用できる旅行用の衣類圧縮袋です。
【るるぶ掲載 現役CA監修】衣類圧縮袋【5倍長持ちに改良】 圧しゅくるん (M5枚/L5枚)
手動で使用できる圧縮袋を使用するメリットは以下の通りです。
- 衣類をコンパクトに圧縮することで、リュックの容量を大幅に節約できる
- 圧縮すると形が崩れにくくなり、リュック内での整理が容易になる
- 掃除機やポンプが不要なので、余計な荷物が増えない
リュックの容量を節約できることが最大の利点ですが、形が崩れにくいため、荷物を整理しやすい点も大きな魅力です。
圧縮袋により形が崩れなくなることで、リュックの中でどこに収納するかの選択肢が広がります。
また、圧縮袋には掃除機やポンプが必要だと思われがちですが、この商品は手で丸めて空気を抜くだけで圧縮が可能です。
ポンプなどの別の装置を持ち運ぶ必要がない点も大きなメリットです。
複数枚の圧縮袋を使って、使用前と使用後の衣類を分けて圧縮したり、1日分ごとに圧縮することで、2泊以上の宿泊でも衣類管理が簡単になります。
青春18きっぷ旅行便利グッズ:5. カラビナ付きペットボトルホルダー
旅行中、私は基本的にペットボトルをリュックのドリンクホルダーに入れていますが、青春18きっぷを利用して在来線に乗るときは自分のスペースを確保するために、リュックは網棚に置くようにしています。
長距離移動の18きっぷの旅では水分補給が欠かせないため、ペットボトルは手元に置いておきたいものです。
クロスシートの窓際の席に座れれば、窓のところにペットボトルを置くことができる車両もありますが、ロングシートやクロスシートの通路側に座ってしまうと、ペットボトルを置く場所がありません。
※クロスシート:2人1組で進行方向を向いて座るシート
※ロングシート:扉と扉の間に1列に設置されてるシート
その時に活躍するのがカラビナ付きのペットボトルホルダーです。
[Marcea]ペットボトルホルダー 2枚セット キーリング付き (タイプ A, アーミーグリーン)
カラビナ付きペットボトルホルダーを使用することで、ズボンのベルトループにひっかけて椅子に座ることができます。
紹介している商品は、ペットボトルに取り付ける部分が簡単に取り外しできる設計になっているため、カラビナをベルトループから外さずにペットボトルを取り外せます
これにより、飲みたいときにすぐに飲むことができるので、非常に便利です。
また、隣に人が座っている場合でも、ベルトループから外す動作が不要なため、周りに気を遣わずに済む点がありがたいです。
長時間の移動中でもペットボトルの置き場に困らず、飲みたいときに快適に水分補給ができるので、青春18きっぷでの旅行に欠かせません。
青春18きっぷ旅行便利グッズ:6. モバイルバッテリー
現代の青春18きっぷの旅は、「紙の時刻表とにらめっこして予定を決める」といったようなよっぽどの鉄道好きでなければ、ルートの確認・遅延情報などの入手・現地でのリサーチ手段・マップなどスマホは必需品です。
私は旅先でスマホを急に使えなくなったら一気に行動困難に陥るので、モバイルバッテリーは
- ウエストポーチに入るサイズで最低1日分の容量があり急速充電ができるタイプ(メイン使用)
- 予備でリュックに入れる用のある程度容量が大きめなタイプ(サブ使用)
の2つのモバイルバッテリーの準備が最適ではないかと考えています。
この使い分けの理由としては
- 必要なときにすぐ充電できるようにウエストポーチから最低1日分は充電できる状態が欲しい
- 移動中は使用しながら充電の場合もあるので急速充電できるタイプが欲しい
- メインのバッテリーが万が一充電切れになっても使える体制が欲しい
- ホテルではメインバッテリーを充電して、コンセントが遠くて必要な場合はサブを使用
など、絶対に充電難民にならないぞ!という気持ちからです。
メインで使用するものは、急速充電ができるタイプのPD対応モバイルバッテリーがおすすめです。
モバイルバッテリー PD対応 30000mAh 100W高速充電 3 USB出力 Type-C出力/入力 3ポート LED残量表示
PD対応の場合は、ケーブルもPD対応のものにすることで効果を最大限に発揮することができます。
また、USB Type-C の場合はPD対応のケーブルが充電器に付属でついていることが多いですが、iPhone使用でLightningケーブルの場合は、PD対応のケーブルを購入したほうが充電速度により効果を感じられます。
Anker PowerLine lll Flow USB-C & ライトニング ケーブル USB PD対応 シリコン素材採用(0.9m クラウドホワイト)
ケーブルは手回り品を入れるウエストポーチの中に入れていたので、あまり長すぎず、短すぎない0.9m程度のものがおすすめです。
私はパソコンも持って行っていたため、30,000mAhの大容量を選びましたが、値段やウエストポーチなどで持ち運ぶ際のサイズの兼ね合いがという方は、その他のPD対応充電器もご確認ください。
また、大容量のモバイルバッテリーの場合は、ホテルで充電する際も時間がかかるので、コンセントにつなげる充電器もPD対応のものがおすすめです。
Anker PowerPort III 3-Port 65W Pod (USB PD 充電器 USB-A & USB-C 3ポート)
旅行以外でも自宅で毎日に使えますので、日ごろの充電がもう少し早くなればと思う方にもおすすめです。
青春18きっぷ旅行便利グッズ:7. 折りたたみ傘
最近はゲリラ豪雨が増えており、天気予報で晴れが続いていても、現地に着いた途端に短時間で強い雨が降ることがあります。
雨具を持っていない場合はコンビニで傘買うことになると思いますが、雨が上がった後はその傘が邪魔になることが多いです。
そのため、私は晴れ予報でも今回の青春18きっぷ旅行には折りたたみ傘を持っていきました。
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今回、この折りたたみ傘を持っていきました。
購入時は「傘の値段としては少し高いかな?」とも思いましたが、旅行にはこれくらい良い傘の方が利便性が高いと感じ、買って良かったと思います。
実際に使用してみてよかった点は以下の通りです。
1.しっかりとしたサイズ感
傘を広げると直径約108cmと大きく、コンビニで購入する傘よりもサイズが大きいため、リュックを背負った状態でもしっかりとカバーでき、雨を防げます。
2.頑丈なつくり
12本骨の高強度耐風傘で、耐久性が非常に高く、風が強いときでも風向きに傘の向きを調整すれば、壊れる心配がありませんでした。
傘が旅先で壊れるとゴミとしての処理も困るので、強度がある傘は安心して持ち運べます。
3.逆折り式で手が濡れない
一昔前の折りたたみ傘や安価な折りたたみ傘は、閉じると濡れた面が外側になるため、マジックテープでまとめて留めるときに手が濡れて不便でした。
しかし、逆折り式のこの傘は濡れていない面が外側になるため、手が濡れずストレスなく傘を閉じることができます。
また、近距離の公共交通機関移動で傘を手に持つ場合でも、外側が濡れていないので、ほかの乗客に迷惑をかけることもなく安心です。
3.リュックのドリンクホルダーに収まるサイズ
移動時は基本的に何も持ちたくないので、折りたたみ傘はリュックのドリンクホルダーに入れています。
そのため、リュックの項目でもドリンクホルダーが2つあるものをお勧めしています。
逆折り式でも先端を下向きにすると雨水は少し垂れてきますが、コンビニ袋などにいれてドリンクホルダーに収納することで、その問題も解消されます。
4.日傘としても利用可能
雨対策で購入しましたが、UVカットがあり、日傘としても使用可能です。
近年の酷暑では、直射日光を浴びるか日陰にいるかで体感温度が大きく変わります。
日傘として使うことで、体力の消耗を抑えることができます。
青春18きっぷの旅では、降車先で歩くことも多いと思います。
実際、遮るものが何もない場所で昼間に日傘として使用しましたが、直射日光がなくなるだけでかなり楽になりました。
この傘の唯一の難点は、重量が少し重いことですが、旅行中の急な雨や強風にも耐えられるこの傘の安心感や、日傘にも使えたり、手に持たずにリュックに入れて運搬可能なことも考えると、メリットの方が大きいと感じました。
今後の旅行でも、この折りたたみ傘を使い続ける予定です。
青春18きっぷ旅行便利グッズ:8. ハンディ扇風機
長距離の青春18きっぷの旅では、乗り換えの際にホームで待たされる時間が長いこともあります。
電車で移動をしているときは冷房が効いているので特に気にならないのですが、夏の暑い時期にホームで待っていたり、周辺を散策してからの乗り換えや、目的地到着後にしばらく歩いたりすると体がかなりほてってきます。
そのようなときに私が実際に使って便利だと感じたのが、ハンディ扇風機です。
特におすすめなのは、持ち手がついているタイプではなく、カラビナ機構がついているタイプのハンディ扇風機です。
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通常、ハンディ扇風機は手で持って使用しますが、カラビナ機構がついていることで、手に持つ以外にも、
- ストラップから吊るして手放しで体を冷やす
- ウエストポーチやボディバッグのベルトに固定して、手放しで顔などを冷やす
- タオルの端を結びカラビナ部分に通して首にかけ、手放しで首や顔を冷やす
など、私が思いついた方法は上記のものですが、カラビナ機構のおかげで、他にも工夫次第でさまざまな使い方ができると思います。
旅行中でも特別な道具を使わずに、ハンディ扇風機を固定して体を冷やすことができるのでおすすめです。
また、このハンディ扇風機は電池交換式ではなく充電式なので、充電が足りなくなったらモバイルバッテリーから充電して使い続けることができることも嬉しいポイントです。
青春18きっぷ旅行便利グッズ:9. Bluetooth無線イヤホン
青春18きっぷの旅では、長時間の移動が多いため、道中音楽を聴いたり、知らない土地での情報収集をしたくなることがあります。
移動中にInstagramやYouTubeを利用して、現地の情報を音付きでリサーチするのもその一例です。
そんなときに便利なのが、Bluetoothの無線イヤホンです。
今回、私が使用したイヤホンがこちらです。
多くのメリットがありましたので、いくつか紹介します。
1.コードがないので電車で使いやすい
無線イヤホンの最もわかりやすいメリットは、コードがないことです。
有線イヤホンだと、ウエストポーチの中でコードが他のものと絡まってしまうことがあります。
さらに、コードをほどくためにゴソゴソと動くと、隣の乗客に迷惑をかけることもあり、こころなしか肩身が狭くなる感じがするので、簡単に使用できる無線イヤホンのメリットは大きいです。
2.アプリでノイズキャンセリングの種類を管理できる
このイヤホンは、専用アプリで複数のノイズキャンセリングモードを選択できます。
「交通機関」「屋内」「屋外」のモードがあり、青春18きっぷの旅では電車の中で「交通機関」モードを選ぶことで、より効果の高いノイズキャンセリングを得ることができます。
3.「外音取り込みモード」でアナウンスを聞き逃さない
このイヤホンは、ノイズキャンセリングだけではなく、専用アプリで「外音取り込みモード」を選択することも可能です。
このモードは「すべての外音」「音声フォーカス」を選択することができ、「音声フォーカス」を選択することで、音楽を聴きながらある程度の騒音を抑えつつ、車内アナウンスを聞き逃さないようにすることができます。
乗車時間がまだある場合はノイズキャンセリングを使用し、降車駅が近づいたら「外音取り込みモード」に切り替えることで、降車時の乗り過ごしを防ぐことができます。
他にもこのイヤホンには多くのメリットがありますが、青春18きっぷの旅では特に上記の点が非常に役立ちました。
現代では、音楽を聴かなくても、スマホから音声付きの情報を得ることが多いです。
電車内で安心して利用できるイヤホンを一つ持っておくと、旅行がさらに快適になります。
青春18きっぷ旅行便利グッズ:10. 電子書籍リーダー
青春18きっぷを使った旅は基本的に長時間の移動が伴うため、車窓を眺めるだけでは時間を持て余してしまうことがあります。
そのため、電車の中でも利用できる何かしらの暇つぶしアイテムを準備しておくことをお勧めします。
スマホで時間をつぶすのも一つの手ですが、いつでもできることですし、長距離の在来線移動では電波が入りにくいエリアもあるため、不便に感じることがあります。
また、青春18きっぷの旅ではスマホを調べもので使うことが多いと思います。
電波が入りにくいところでスマホを長時間使用するとバッテリーが一気に減ってしまうため、スマホを使い続けるのはあまり得策ではありません。
そんな時におすすめなのが読書です。
普段は読書の時間が取れない方でも、長距離移動18きっぷの旅行中なら時間も有り余ってるし…と理由をつけて本を読む時間をつくれます。
しかし、紙の本を持ち運ぶと、リュックの中で本がぐにゃっと曲がったり、ページや表紙が折れてしまうことがよくあり、実際私は紙の本を持って行ったのですが少し後悔しています。
また、きれいに持ち運べると思っていても保管場所に気を遣う必要があるため、長距離移動中に本を持ち運ぶのは少し面倒です。
そんな時に便利なのが、電子書籍リーダーです。
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電子書籍リーダーは読書に特化しており、スマホよりも目に優しく、読みやすいのが特徴です。
事前に本をダウンロードしておけば、電波が入らない場所でも安心して読書を楽しめます。
また、電子書籍リーダーを使う際に気になるのが充電ですが、Kindle Paperwhiteは数週間持続バッテリーをうたっているので、フル充電をして旅行に持っていけば充電が切れることはまずありません。
さらに、Kindle Paperwhiteは薄型で、サイズは 174 mm x 125 mm x 8.1 mm と薄くて紙の本よりも場所を取りません。
長時間発生する移動時間を有意義に過ごすためのアイテムになりますし、今後の生活の中での読書でも使えるアイテムですので、旅行中に読書も行いたい方はぜひ検討をされてみてください。
青春18きっぷで長距離移動をするときの便利グッズ10選のまとめ
荷物の運搬・充電対策・天候への対応・電車内での暇つぶしなど、総合的な観点から「青春18きっぷで長距離移動をするときの便利グッズ10選」と題して紹介しました。
在来線のみを利用する青春18きっぷの旅は、非日常感にあふれ、新幹線や飛行機を使った旅行とは一味違う魅力があります。
青春18きっぷは5回分の乗り放題がついていますが、もし使いきれなくても、友人に譲ったり、金券ショップやオークションで売却することもできるので、回数の余りを無駄にせず気軽に挑戦することが可能です。
まとまった休みが取れて、移動日の都合がつくなら、ぜひ挑戦してみてください。
また、青春18きっぷの旅に限らず、それ以外の旅行でも「便利グッズ10選」はは役立つアイテムばかりなので、ぜひ皆さんもこの便利グッズを活用して、快適な旅を楽しんでください。