築城基地航空祭2022レポート!駐車場選びやリアルな移動時間を紹介 | くまっちアンテナ

築城基地航空祭2022レポート!駐車場選びやリアルな移動時間を紹介

イベント
スポンサーリンク

この記事には広告が含まれています。

3年ぶりに築城基地で開催された航空祭、築城基地航空祭2022へ参加してきました。

くまっちは5年前に新田原基地での航空祭は経験しましたが、築城基地での航空祭は初ということで、航空祭初参加の友人も誘い、参加前からとても楽しみな気持ちでした。

航空祭といえばとても朝早いということや、駐車場が遠いのに早くうまるなどといった、交通の不安により二の足を踏んでいる方もいるのではないかと思います。

今回は築城基地航空祭2022に実際に行った体験をふまえて、駐車場や移動戦略の部分をメインにして皆様にご紹介していきます。

スポンサーリンク

築城基地航空祭2022の駐車場から会場入場まで

築城基地航空祭2022駐車場

出典:航空自衛隊「築城基地」Official(https://www.mod.go.jp/asdf/tsuiki/

築城基地航空祭の飛行展示を一番最初から見るためには、駐車場に確実に停め、とにかく早くつくことが大切!ということで早め早めに動いていきました。

友人と「こんなに早く動いたんだから余裕でしょ」といいながら向かっていったら最終的にはちょうどいい時間に。

航空祭は出発に早すぎるなんて言葉はないんだなと思わされた出来事でした。

私達が今回経験した駐車場から築城基地へ入場完了までについて詳しく紹介していきます。

日産駐車場を選択した理由と到着した時の状況

駐車場は自宅から一番近い日産自動車の駐車場を利用しました。

日産自動車の駐車場は、駐車場→シャトルバスで苅田駅へ→苅田駅からJRで築城駅へ→航空祭会場へという流れになります。

航空祭は非常に人が集まるということは5年前に新田原で経験をしていたので、確実に停めれるところ(キャパ1000台)で無理をしない(自宅から近い)ということが今回の駐車場探しのポイントでした。

また、築城基地航空祭の駐車場は

  • 駐車場→シャトルバスで基地まで直行で移動
  • 駐車場→シャトルバスor徒歩で駅へ→電車で築城駅着後基地まで徒歩

の2パターンがあったのですが、直行のシャトルバスはにすぐに乗れなかった場合、次のバスまで待つ必要があり、他の手段がない場合は、緊急のリカバリーの代替手段が取れなくなってしまいます。

日産自動車駐車場はバスを待たずに歩いた場合、30分程歩けば苅田駅にたどりつけるので不測の事態があってもリカバリー可能と予想して日産自動車駐車場を選択しました。

駐車場について詳しくはこちらでも解説しています。

日産駐車場に到着した時の状況

日産自動車駐車場に到着したのは5:45頃。駐車場は5:30頃からあいていたようです。

すでに車は停まり始めていて、この時点で少なく見積もってもキャパの10%~20%くらいは停まっていたんじゃないかなと思います。

この時点ですでにそれなりの車の数があり、友人は「6時前からこんなに集まるものなのか?」と不思議がっていました。

日産自動車駐車場の苅田行きシャトルバスについて

シャトルバスは6:30から運行される予定になっていて、乗降場所は現地で確認したところ、日産自動車九州 北門(フェニックスゲート)付近になっていました。

今回誘導された駐車場はフェニックスゲートの北側の駐車場でした。

私が停めたところは誘導された入り口からすぐに左折し、奥に進んだところだったのですが、フェニックスゲートに一番近いエリアでした。

駐車場がかなり広く、場所によってはフェニックスゲートに行くまでも結構歩くことになるので、車両入り口の通り沿いの入り口からできるだけ左側に行くほうがおすすめです。

日産自動車駐車場から最寄りの苅田駅まで行く手段の選択

日産駐車場には5:45分頃に到着しました。

この時点でシャトルバスの第1便が6:30発予定ということで、バスを待つなら45分待つ時間に。友人との協議の結果、30分でつくなら行こうとなり、苅田駅まで歩くことになりました。

夜明けを感じながらの徒歩移動は、これから始まる航空祭への気持ちを高ぶらせてくれるものでした。

朝6時前から日産自動車駐車場より徒歩で移動するときの注意事項としては、ライトが必ず必要ということです。

日の出前の暗い時間に移動することになり、駐車場周辺は街灯がかなり少ないため、ライトが必須となります。私はiPhoneのライトを使用しました。

苅田駅では往復乗車券の購入列ができることに注意

苅田駅駅舎

到着した苅田駅はなかなか立派な駅舎をした駅でした。

駅に近づいていくと、スロープの先に往復乗車券の臨時発売窓口があるという掲示を発見。

往復乗車券の案内

苅田駅のスロープ

私はモバイルSuica(交通系IC)を準備していたので並ばなかったのですが、交通系ICを持ってきていなかった友人は臨時販売窓口の列に並ぶことに。

まだシャトルバスが到着する前の時間だったのですぐに購入できましたが、シャトルバスに乗ることにしていたら、このスロープも混雑していたのではないかなと感じました。

  • シャトルバスの第一便に乗れるか
  • シャトルバスから降りたら今度は往復乗車券の列に並ぶ必要がある

といった問題からも、スムーズに移動ができない可能性があったことがが考えられました。

このようなことを考えると、「時間があるから徒歩でいいか」と適当に決めた選択はあたりのように思えました。

6:54発の臨時列車(築城基地航空祭号)に乗車しました。

シャトルバスが1台か2台くるかくらいの時間だったため、車内も満杯というほどではありませんでしたが、車内は立っている人も多かったです。

築城駅の状況

築城駅

築城駅に到着すると、そこはホームから改札口にあふれる人の山状態となっていました。

「あぁこの人の多さが航空祭に来た感じがする」と私は思い、一方航空祭の規模感をわかっていなかった友人は「なんでこんなに人が集まってるん!?」と、とんでもない規模感を少しずつ実感してきたようでした。

モバイルSuicaをはじめとした交通系ICを利用している人は写真の右下に写っているピンクの簡易改札機にタッチをして出場し、乗車券を持っている人は簡易改札機の近くにいる職員へ券を渡す方式で改札が行われていました。

築城駅から入場までの時間

航空祭のパンフレットでは築城駅から会場出入り口の正門まで「600mで7分」と記載されていました。

そんなにすんなり行くということは思っていなかったので、入場までどのくらいかかるのかなと時間を測っていたのですが、結果的に築城駅到着の7:20から入場完了の7:50まで30分かかりました。

飛行展示が8:16から始まる予定となっていましたので、1本遅い電車に乗っていたら確実に最初の飛行展示に間に合わなかったと思います。

30分かかった主な要因としては、入場口での手荷物検査が挙げられます。

築城駅から築城基地に向かい信号を渡ると、横1列に12~15人ほどいる列が、先頭が見えないレベルでできていました。Googleマップで確認すると、約100mほどだったようです。

7:30頃の時点ですでにこの状態ということは、その後の時間ならもっと混むということを予想すると、早めに動いて正解だったと感じました。

この混み具合を考えると、手荷物検査の列に並び始めて20分ちょっとで検査を通過できたのは、隊員の皆様が優秀だったからではないかなと思いました。

検査はサーモグラフィーカメラで事前に検温をされ、その後手荷物検査という流れでした。飲料は持ち込み可でしたが、開封済みのものは、検査の際に一口飲んで飲料であることの確認が行われました。

築城基地航空祭2022で経験したこと

築城基地航空祭2022会場案内図出典:航空自衛隊「築城基地」Official(https://www.mod.go.jp/asdf/tsuiki/

ここでは築城基地航空祭2022で実際に見たことや感じたことなどを紹介していきます。

飛行展示

今回のメインはなんといっても飛行展示です。

戦闘機が間近で飛行している姿を見ることはめったになく、戦闘機の迫力を体感することができる貴重な機会です。

ただ直線に飛ぶだけでもかっこよく、戦闘機ならではの轟音を体感でき、とても素晴らしいのですが、「機動飛行」や「デモスクランブル」といった、戦闘機ならではの性能でできることを間近で見ることができるのはとても高まります。

凄腕パイロットの日ごろの訓練の成果を存分に発揮する場でもあるので、とても素晴らしい技をたくさん見せて頂きました。

私はあまり詳しくないので、とにかくすごい!カッコイイ!という感想だったのですが、Twitterの反応などを見てみると、かなり高度なことをやっていたということを改めて認識し、すごいものを見せてもらったんだなと思いました。

航空祭に初めて来た友人も「思っていたよりもかなりすごかった」と満足そうな様子でした。

地上展示

派手さでは飛行展示がどうしても目立ってしまいますが、地上展示も普段近くで見れない様々な航空機や車両を間近で見ることができ、とても素晴らしい展示です。

展示されている航空機や車両などのすぐ近くには、説明パネルが置いてあり、目の前にある航空機や車両がどのように役に立っているのか学ぶことができます。

説明パネルの横に自衛隊隊員が立っていることも多く、隊員の方に質問をすると、とても丁寧に答えて頂けます。

話を聞いていると皆さん自身の仕事に誇りを持っていることが伝わり、このような方々に日本を守ってもらっていると思うと、とても安心しますし、感謝の念をとてもいだきました。

また、戦闘機(F-2)のコクピットに実際に座ることもできるコクピット展示があり、実際の戦闘機の中を体験できる記帳な機会もあります。

コクピット展示は今回整理券対応となっていて、気づいたときには整理券配布が終了していたので残念ながら今回は実際に入ることはできなかったので、次回挑戦したいと思っています!

スマホの電波・バッテリーには要注意

航空祭は参加者がとても多く、回線によってはスマホの電波が全然届かないものがあります。

わたしはahamoの回線を使用していたのですが、アンテナは立っていてもほぼ通信できなかったり、圏外表示になったりと、とても苦しめられました。

友人はauのメイン回線だったため、通信が途切れるといったことはなかったようで、格安SIMはこういった場所ではやはり限界があるのではないかと感じました。

こういった状況に直面したのですが、電波が繋がりにくいということは、電波を探すためにスマートフォンはバッテリーの電池をどんどん消費していきます。

この状況を見落としていると、スマホを開いたときに「こんなに電池減ってるの!?」となることも。

その為私はモバイルバッテリーを必ず携行しています。

航空祭は外で見るので、ソーラーパネル付きを持っている私は、荷物の上にモバイルバッテリーをおいて充電もしていました。

また、電波が繋がりにくいということは電話自体もできないため、一緒に航空祭に行った人たちと電話連絡で集合とした際に、連絡が取れない可能性があります。

人が多いのでグループごとに集まって航空祭を楽しむことが一番ではありますが、それぞれが興味のある展示を見に行きたいとなったとき、バラけて移動することになると思います。

「もし連絡がつかなかったら何時何分にここに集合ね」といったようなことも事前に決めておいたほうが良いと感じました。

築城基地航空祭2022の退場から駐車場・帰宅まで

今回は飛行展示を最初から最後まで堪能することと、少し離れた場所から来ていたので、その後の幼児も考えると早めに出れたらベストということで、飛行展示が終わった直後に築城基地航空祭会場を退出し、電車に乗り日産自動車駐車場へ戻る流れでした。

飛行展示のフィナーレが終わった直後に帰宅のために動き始める方も多いと思いますので、飛行展示直後に退場すると、どの程度の時間がかかるのかということの参考にしていただければと思います。

築城基地から築城駅までの道のり

築城基地航空祭2022時刻表出典:航空自衛隊「築城基地」Official(https://www.mod.go.jp/asdf/tsuiki/

飛行展示の最終プログラム「模擬空対地射爆撃」が終わったのがほぼ定刻の13時頃。プログラム終了と同時に一定数の人たちが帰宅の途につきはじめます。

私達も同じ流れで基地の出口を目指しました。

築城基地航空祭2022の出口

出口ではゲートと隊員の方々に見送られ、出口の先にある信号機から直進・右・左へと別れていきます。

築城駅に向かうためには直進をするのですが、信号を渡る必要があるため、直進方向に行く人達は整列をしながら警察官などの誘導のもと、信号をわたりました。

築城基地航空祭2022の踏切

信号を渡った先には踏切があり、ちょうど電車が通るということもあって、ここでも長い列が形成されていました。

案内図にある通り、日産自動車駐車場のある苅田駅方面(博多・小倉方面)は、この踏切を渡る必要があります。

反対側の宇島駅や中津・大分方面はこの踏切を渡らずに左折するため、スムーズに流れていっていました。

また、踏切周辺情報としては飲食店の店舗があり、通行人にお弁当を販売している場面も見ることができました。

今回は基地内での食事が禁止だったため、お腹が空いた人たちはとても救われたと思います。

築城基地航空祭2022のDJポリス

今回の駅への移動は、俗に言うDJポリスも立って誘導をしていました。

DJポリスというと大都会のイメージで、九州だとあまり目にする機会がないので、記帳な体験をすることができました。

築城駅での混雑の様子

築城基地航空祭2022の踏切

信号や踏切などで止まりながら歩いていくと、築城駅が見えてきました。

そして予想通りに長蛇の列ができていました。

この時点で13:35となっていて、通常であれば8分程度の道のりということでしたので、この時点ですでにしっかり時間がかかっていることになります。

駅では「普通」と「特急」で並ぶ列がわかれており、どちらの列も同様に混雑していました。

このあたりのしっかりと分けて対応するオペレーションはわかりやすくて素晴らしいと感じました。

この写真のときはちょうど普通列車が到着しており、列が進んでいきましたが流石にこの列車には乗ることができず、13:50の電車に乗ることになりました。

飛行展示を見たあとに退場して築城駅を利用する場合は、スムーズにいっても築城駅で電車に乗るまで1時間程度は時間を見ておいたほうが安全かなと感じました。

苅田駅到着からシャトルバスへの乗車

苅田駅のシャトルバス

苅田駅に14:15に着き電車を降りると、次はシャトルバスを待つ列に並びました。

案の定苅田駅で沢山の人が降り、シャトルバスに乗る列もすぐに長い列になりました。

本数があまりなければ早朝のように歩いたほうが時間が読めるかなと思い、係の方にどのくらいに1本来るのか聞いてみると「5分~10分、又は20分程度」という非常に曖昧な答えを頂き悩んだのですが、帰りはシャトルバスにすることにしました。

写真に写っているバスには残念ながら乗車することができず、次の便を待ったのですが、幸いにも前のバスの発車から5分もかからずに来て頂き、無事乗車することができました。

道は特に混んでいるということもなく、10分程度で駐車場に到着しました。

この時点で14:45となり、飛行展示終了直後に退場し、日産自動車駐車場までたどり着くには1時間45分今回必要でした。

来年以降皆様の移動の参考になれば幸いです。

駐車場から帰宅の道のり

ここからは少しおまけになるのですが、駐車場を出たあとの混雑についても紹介していきます。

皆さん同じタイミングで駐車場を出ていくため、必然的に周辺道路は渋滞します。

私は渋滞がひどいときは、車のナビと、iPhoneに入れているナビアプリを起動させ、信号待ちのときに2種類のデータを見ながら、走る道を決めています。

車のナビは通常の王道ルートを示していたのですが、ナビアプリは別ルートが10分早くなると指摘してきました。

そのルートに従うと、その後車のナビも到着時間が短くなり、こういったイレギュラーのタイミングでは、特にセカンドオピニオン的にナビアプリが役に立つと感じました。

まとめ

築城基地航空祭で実際に体験したことをご紹介していきました。

航空祭の朝はとても早く、帰りも長蛇の列ができるということで、移動はなかなか厳しい部分もありますが、戦略を持って動くと大失敗をしない範囲で動くことができると思います。

今回、私が経験した移動に関する時間の情報をうまく活用して、今後の皆様の航空祭の移動計画がより良いものになることを願っています。

タイトルとURLをコピーしました