Suica・PASMOのICカードの販売再開はいつから？復活する種類と注意点を確認

Suica・PASMOのICカードは、2023年6月8日に無記名式のカードの販売が中止となり、その後、記名式のカードも一部のカードを除き、販売中止となりました。

当初2024年の春には販売を再開するということでアナウンスがありましたが、春になっても販売再開のアナウンスがありませんでした。

そして、2024年の春も終わり夏真っただ中に、記名式のSuicaとPASMOの販売が再開されることが発表されました。

世界的な半導体不足の影響で一時的に販売が停止されていたため、多くの方が再開を待ち望んでいたと思います。

この記事では、販売再開の詳細や購入時の注意点などについて詳しく解説します。

記名式Suica・PASMOの販売再開はいつから？

JR東日本とPASMO協議会は、2024年9月1日から記名式のSuicaとPASMOの販売を再開すると発表しました。

これにより、今までICカード式のSuica・PASMOをもっていなかった人が新規にSuica・PASMOを手に入れることができるようになります。

半導体不足の影響で一時的に在庫が不足していたため、販売停止が続いていましたが、一定量の在庫が確保できたため、再開が決定したとのことです。

一方で、無記名式のSuica・PASMOについては、引き続き販売が停止されます。

無記名式カードは登録が不要で、気軽に発行できるため、多くの枚数が発行される可能性があります。

このため、在庫不足を避けるために、無記名式カードの発行は再開されないようです。

記名式カードは、紛失時の再発行でチャージ残額が保証されるなど、メリットが多くあります。

それでも無記名カードを希望する方は、モバイルSuicaなどの代替手段を検討する必要があります。

2023年8月以降、訪日外国人向けのSuicaが羽田空港や成田空港に限定されていました。

しかし、2024年9月1日から東京駅や渋谷駅などで再び購入できるようになります。

この変更で、訪日客にとっての利便性が大幅に向上します。

特に、初めて日本を訪れる旅行者にとって、主要駅でのICカード購入はスムーズな観光を支援する重要な要素となるでしょう。

これによりインバウンドの効果がより高まるのではないかと考えています。

今後Suica・PASMOを購入する際に注意すべき点として、先ほども申し上げましたが、

であるということを理解しておく必要があります。

また、記名式カードの発行には以下の個人情報が必要となります。

みどりの窓口以外でも、多機能券売機で購入することができますが、上記の入力が必要ですので、時間に余裕があるときに購入をするようにしましょう。

2024年9月1日から記名式のSuica・PASMOが販売再開されることは、多くの利用者にとって待望のニュースです。

しかし、無記名カードは依然として販売が停止されています。

訪日外国人向けのSuicaも主要駅で再び購入できるようになるため、日本国内での移動が一層便利になります。

記名式カードの購入を検討している方は、個人情報の入力が必要なことを考慮し、余裕を持って手続きを進めましょう。